
私がサンフランシスコに来た最大の目的は、シリコンバレーのIT企業を訪問するためでした。
そもそも私がシリコンバレーに興味を持った理由は、過去の旅路で偶然出逢ったことから仲良くさせて頂いている、日本一のプログラマーさんの影響が大きいです。
私もWEBを少しかじっていたとはいえ、プログラミングなんて宇宙人がやる仕事だと思ってたから、当時28歳で会社を辞め、愛犬を天国に見送り、今後どう生きて行こうか彷徨っていた私に、Sさんはこう言ってくれた。


そうアドバイスされ、本当に単純な私はすぐにプログラミングと英語留学を決めた。
だけど、4ヶ月間みっちりプログラミングを勉強した結果、「絶対向いてない!ってか楽しくない!デザインの方がいい」てなって、私は結局エンジニアの道には進まなかった。(でも、プログラミングの概念が少しでもわかったから、無駄なことではなかったよ)
それでも、世界最大のIT都市シリコンバレーへの憧れや興味が消えることはなかった。
でもね、シリコンバレーのIT企業に潜入するためには、
働いている人のアポがないと入れないんです。
この扉を開けるのは、ここで働いている人のIDカードが必要です。

もちろん、厚かましいのは承知の上で、Sさんにも相談しましたが、、、





ーーーあれがあそこの凄さだから。


シリコンバレー、、、
本当に「すごい」なんてもんじゃなかった。
会社でもなく、ドームでもなく、もう街だった。

圧倒的な雰囲気と広大さに、スティーブ・ジョブズやマーク・ザッカーバーグがどれだけ「偉大か」とゆう意味を、肌と心の奥から感じることができた。

これが会社?もう日本とは桁が違う。
・・・・・。
やっぱり街を見るだけじゃなく、
オフィスの外を歩くだけじゃなく、、、
私は世界最大のIT企業のオフィスに潜入したいんだぁ!だぁ!だぁ!
そう強く願っていると、翌日奇跡が起きたのです。

(つづく)